いざ遺品整理を始める際、法的な側面も考えなくてはいけません。
たとえば遺産分割や相続税など、多くの法的手続きが関与します。
今回は、遺品整理における法的側面を詳しく解説していきます。
遺産分割と遺品整理
遺産分割は、遺産を相続する人たちが、遺産の分配について合意することです。
遺品整理とは別のものですが、仮に遺品の中に価値のあるものが含まれている場合、その分割に関与することがあります。
遺産分割を決めることを、遺産分割協議と言います。遺産分割協議では、法定相続人全員の合意が必要です。
この協議において、遺品の分配や遺産の評価額などを決定します。
相続税の申告
遺産の総額が一定の金額を超える場合、相続税が発生します。
遺品整理を行う前や途中で、相続税の申告を意識する必要があります。
一般的には3,600万円が最低金額ですが、様々な条件によって基礎控除額は変動しますのでご注意ください。
遺品の中に価値のあるもの(不動産、株、貴金属など)が含まれている場合、その評価額を正確に算定することが大切です。この評価額が相続税の算定に影響します。
債務との関連
故人が亡くなると、その債務は遺産として相続人に移行します。
しかし、債務が遺産の価値を超える場合、相続人は債務の相続を放棄することができます。
また、債務が遺産の価値を超えない場合でも、債務を放棄することもできます。
故人の死亡から3ヶ月以内に家庭裁判所に相続放棄を申し立てることで、放棄することが可能です。
ただ、相続放棄をすると、債務だけでなく、財産も相続できなくなるため注意してください。
遺言書の存在
遺品整理の際、遺言書を見つけることがあります。
その内容は法的に重要視され、遺産分割やその他の手続きに影響を及ぼす場合があります。
日本では、公正証書遺言や自筆証書遺言など、いくつかの形式の遺言書が認められています。
法的に正しい手続きで作成されているかどうかをしっかり確認してください。
まとめ
遺品整理はご自宅のお片付けのほかにも、多くの法的手続きや知識が要求されます。
数多くの手順に疲れてしまう前に、ご自宅のお片付けを想いてに相談してみませんか?
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