札幌の遺品整理想いてです。
自分が元気なうちに行う生前整理。
スムーズに相続が行えたり、遺族への負担を軽減できると始める人が増えています。
生前整理についての注意点や始め方などは以前のブログでも書いていますが、
今回は生前整理において、やっておくべき手続きについてご紹介します。
忘れがちなあの手続き
生前整理を始めると、遺言書の作成や相続の決定などを行います。
しかし、その作業に埋もれて忘れてしまうことが多いのが『解約手続き』です。
・残高の少ない口座
・ほとんど使っていないクレジットカード
・会員になってからしばらく経つ施設の会員登録
・サブスクリプションサービス
といった各種登録は、生前整理の段階で解約することが可能なものが多いです。
会員登録やサブスクリプションなどは、解約しない限り料金の引き落としが続きます。
遺族にとって覚えのない料金の原因を追求する時間を省きましょう。
一つ一つに手間がかからないからこそ、解約できるうちに手続きを済ませることをおすすめします。
生前整理の段階でできる手続きの準備
解約の手続きは全て生前整理のうちに行えるわけではありません。
生活していくうえで必要なサービスまで止めてしまうことになるからです。
・携帯電話
・ガス
・水道
・新聞
・主要口座
などが当てはまるでしょう。
これらの解約は遺族に行ってもらう必要があります。
そのため、普段から自分がどこの会社のサービスを受けているのかを共有しておくことが重要です。
各サービスの契約書などの書類をまとめることも有効でしょう。
まとめた書類の場所をしっかり共有することも遺族の負担を減らすことになります。
電子データとして保管する場合の準備
書類を紙面として残しておくことに不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
そういった方はパソコンなどに電子データとして保管することも一つの手です。
端末さえあれば、紛失する可能性を低くして情報を守ることが出来ます。
ただし、忘れてはならないのが
『誰かにパソコンや電子データを開くためのパスワードを伝えておくこと』です。
家族ではなくても、司法書士など亡くなった後の手続きに関わる誰かに伝えておく必要があります。
データを開くことが出来なければ、生前の準備が白紙に戻ってしまう恐れがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生前整理では今後のために決める場面が多く出てきます。
その一方で、完了させておくべき手続きも存在します。
整理を始める前に、今自分が使用しているものをリスト化することもおすすめです。
その際には、自分以外にも家族と行うと漏れが少なくなるでしょう。
想いてでは生前整理の相談も承っております。
何かお困りごとがあれば、まずは想いてまでご連絡ください。
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