スタッフが考える想いてのあり方(パーパスシェア会)

【2025年4月】「ありがとう」が教えてくれたこと

 

パーパスシェア会

<視えない”困りごと”に手を差し伸べる> 那須

先日伺った仕分けの現場のお話です。
相見積もりだったため即決とはならなかったのですが、見積もりの際には、単純にゴミとして扱わず、しっかり細かく仕分けを行うことや、買取できるものは処分費用と相殺できることをご説明しました。

また、「何か探しているものはありませんか?」と、片付け以外のサービスについてもご提案しました。
すると、「写真を探してくれたら助かる」とのことで、このように他社にはないサービスをご提案できたことが、ご依頼の決め手になったように思います。

今回は残念ながら探し物は見つかりませんでしたが、作業後に「丁寧にやってくれて本当にありがとうございます」と言っていただけました。

お客様が直接口にはしていなくても、「実は困っている」というケースはたくさんあると思います。
なので、今度もこのような取り組みを続けていきたいと思いました。

パーパスシェア会

<一番感謝されたのは買取ではなく・・・>堂佛

大学の近くの現場に伺ったときのことです。
若い女性の方で、学生さんなのかなと思いながらお話していました。
「本州の方に行くんです」とおっしゃっていて、冷蔵庫や洗濯機の買取といった、学生さんの引っ越しでよくあるようなお片付けでした。

当日の搬出で、冷蔵庫や洗濯機を動かしたところ、冷蔵庫の下に大きめの虫の死骸がありました。
お客様はとても嫌がっていて、「見たくもない」といったご様子でしたので、「ティッシュはありますか?ゴミ袋はありますか?」と聞いて、私が代わりに処理をしました。

最終的には、冷蔵庫や洗濯機の買取よりも、そちらのほうに対して感謝されました。
このように、ご依頼の内容とは直接関係ないところでも、お客様の困っていることに対応していくことで信頼を築いていくことができると思ったので、今後も続けていきたいと思いました。

パーパスシェア会

<”いつも通り”の対応が信頼に>遠藤

今回のお話は、「本当は違う会社に頼むつもりだった」というお客様とのやりとりです。
お客様はラジオを聞いて、良さそうだと思った会社に電話したつもりが、想いてに繋がったそうです。
最初のお見積もりのとき、ご夫婦お二人でいらっしゃっていていましたが、お話をしていても何か見えない壁があるように感じるというか、雰囲気に違和感がありました。

名刺を渡していましたが、改めて「想いてです」とお伝えしたところ、「ああ、間違った」とおっしゃっていました。

最終的に、いつも通り見積もりを出ししっかりご説明をする、といった対応を行ったところ、「本当は別の業者の予定だったけど、遠藤さんに頼んで良かった。ここまでやってくれると思わなかった」と言っていただき、想いてで作業を行うことになりました。

以前に別の買取業者に依頼をした際に嫌な思いをされたこともあったそうなので、しっかりと対応したことにとても感謝をしていただきました。
私としてはいつも通りの対応でしたが、それがとても効果的に信頼に繋がったようで良かったです。

パーパスシェア会

<初心に返ることで得た気づき>細越

ご縁のある不動産管理会社からのご紹介で、毎年1回伺っているゴミ屋敷の現場があり、今回が4年目の訪問になりました。
この案件は、お客様自身がお片付けを望んでいないようで、正直に言うと気持ちにしこりを抱えたまま終わることが多かったんですよね。

そこで、今年はちょっとした工夫をしてみたんです。
例年は3人以上の作業員で伺っていたのを、今回は2人で行くことにしました。

というのも、お客様からしても大人数で色々なところで作業をするよりは、2人で動いていて、会話もこの2人の声しか聞こえてこないので、分かりやすかったと思うんです。

それで作業自体はいつも通り行ったんですけど、初めてとてもスムーズに終わった、という感じがしました。

また、例年はお片付けをしていない場所もお願いされたので快く引き受けた結果、いつものように後味が悪くなるようなこともなく、久々に笑顔でお別れすることができました。

そこでふと、私は今まで苦手意識を持って接してしまっていたのではないか、と思いました。
今まで何度もお伺いしてましたが、しっかりお客様と対話して、その内容を作業員に漏れなく伝達し、その通り作業を行えばしっかりと終えることができるんだ、ということに改めて気付けたんです。

無事に終えることができたのでホッとしましたし、いい経験になったので、次に活かしていきたいと思います。

 


今回のシェアでは、現場での気づきや工夫をそれぞれが持ち寄りました。

お客様の「助かった」「ありがとう」という言葉の背景には、ただ片付けをするだけではない、“想いに寄り添う対応”があったからこそだとだと感じます。
私たち「想いて」は、これからも現場で一つひとつの声にしっかりと耳を傾け、目の前のお困りごとに誠実に向き合いながら、「頼んで良かった」と思っていただけるサービスを目指していきます。

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