遺品整理・生前整理特集企画

横尾社長インタビュー第1部

【安藤】本日は日本の遺品整理業界の指針的存在として、大阪を中心に活躍していらっしゃる【メモリーズ株式会社】の横尾社長に、私、【遺品整理 想いて】の安藤がインタビューさせていただきます。
横尾社長、本日はよろしくお願いします。

それでは、早速ご質問のほうをしていきたいと思います。

 

質問➀
ご自身の祖母が孤独死で発見され、お母さまが遺品整理で大変な想いをされた、というのを見ていて、遺品整理業を志したとHPやTV番組で拝見しましたが、どのような遺品整理士に成りたいという考えがありましたか?

 

【横尾社長】基本的に依頼者っていうのは身内が亡くなってそれを片づけることに対して、自分でやらなければ、もしくは自分でちゃんと片付けたいという思いがあると思う。

それを他人に任すとなると、それはすごくお客様にとっては他人に任せていいのかな?という思いであったりとか、故人に対してすまないという思いがある。
その思いに対して気持ちをちゃんと受け継いで整理できる人が僕は遺品整理士だと思う。

物を無くすことをを目標にするのではなくて、物を無くすことによって産んでくれてありがとう、そういう思いをちゃんと伝えれるような形が理想かなーと、そこに重きを置いているかな、と。

 

質問②
今遺品整理事業を運営するにあたり一番大切に考えていることは何でしょうか?

 

【横尾社長】まず従業員全員が僕の理念をきっちり共有できることですね。
会社の代表の方たちは、僕が会う人はみんなしっかりした想いを持っていて、ぼく自身もすごいなと思える人がいっぱいいるんですが、スタッフまでその思いを共有できているかというと、ちょっとクエスチョンになったりするんですよね。
それはやっぱりこの仕事に対して理念を共有するってことはすごい難しいということになるかな。

【安藤】スッタフさん一人ひとりまで、ということですね!?

【横尾社長】そうですそうです。
だから僕が業務を行うように、できるだけ横尾に近づけるように、仕事をしようとしているかどうかというところが大事。

まず人が絶対大事ということですね。
それでそこからいかに物を大事にしているかということとか、片づけるのにいくら物がたくさんあって大変な作業でも、こういう物がありました、ああいう物がありました、と心の扉をノックするような、そういうことをやってどんどんコミュニケーションとって、最後は本当に感動してくれて、いろいろありがとう!と言われるところに持っていくことが大事。

けっきょく、何が大事かと言ったら、僕自身志が高いことに自信がありますし、理念も高い自信がありますが、それを一人では出来ないんですよ、やっぱり。みんなが共有して各個人個人がしっかり頑張ってメモリーズすごいなって思わさなければいけない。何が一番大事かってなると、やっぱり人になるかな。

【安藤】スタッフさんを無理して増やさないという部分も、そのへんに理由があるんですかね?

【横尾社長】そうですね、ものすごくモラルが問われる仕事なので。

【安藤】ありがとうございます。

 

質問➂
見積もりに対してですが、ご希望、ご予算によって数パターンの見積もりプランを用意しています。と、HPにありましたが、遺品整理のお見積りの出し方を説明するのは複雑で難しいとは理解していますが、説明できる範囲でお見積りの出し方を教えてください。

 

【横尾社長】まず物量は絶対に見ます。
全体の物量を見て、その作業が完結するまでに何人で何時間か?というところです。

その中でお客さんがメモリーズと他者の相見積もりだとしても、メモリーズを入れてくるときは、うちは限りなく本命に近いんですよ。
正直に申しますと。
期待もしてくるんです。ですから、たとえば仕分けや貴重品に対して不安を抱えているようでしたら、そこにやっぱり仕分けに時間をかけないといけなかったりとか、いろいろ確認したいけど確認しきれないところがあるんでしたら、ここはマンツーマンでやりましょうか?とか、そうやって打ち合わせに入るわけですよね。
そうなってくると時間がどんどん伸びてくるので、その精度によっては1日で終わらなくなったりします。

その現場によって、そこまで細かくやるんでしたらこうなりますよ!とか、もうちょっと1日で終わらせるために判断基準を緩くしてもらうとか、ある程度こっちに任せてもらわないと僕らもちゃんと全部箱に分けてやるから信用してもらって、なんとかこういう風にしましょうか!?とか、そういう色んな提案をしてくわけですよね。

うちはリサイクルも得意なので、再利用できる物はどれぐらいあるのか、そうなってくると処分代の原価が大体読めてきて、それに使うトラックとかですけど、僕ら大体一般の業者を呼ぶので、僕らが持って帰るとなるとどれだけ必要かということになるんですけど、そのへんで大体の金額を伝えていきますね。

どちらかというとお客さんにやっぱり横尾さんに任せたいと思ってもらえるような会話をしてますので、いろいろな家財道具見ながら、お母さんこうだったんですか、お父さんこうだったんですか、という会話をして打ち解けるほうを優先して、金額なんかもう見ているようで自分のなかではこれぐらいが適正であり、納得のいく金額なのかなというのがあるんですね。
そこに向けて金額も含めて色んな投げかけをして、だいたいその落とし所を決めて、お客さんが高いと思ってるのかな?と、その辺は感性でびっちびちにアンテナ張ってやってますから、うちでやってることでいえば、最後にもうこれで出します、と。

もし相見とっておられるんでしたら、「メモリーズがこうだったと言ったら、どの業者も下くくってきますよ!」と。僕はこれ自信ありますよ。
金額としては恥ずかしい値段じゃない。決して高くもなく、僕たちも頑張ってるつもりの金額であるけど、相見つもりでわざわざ来て、金額を提示されたら、そんなのそれより上で出す意味なんて誰もないわけですよ。
みんな下くぐってきますよ。
それはもう想定してます!と。

ただ、もしそれでもメモリーズでやってほしいと言うんだったら、決める前に絶対僕に連絡ください!と言います。
それでかかってきたら僕の勝ちなんです。
見積もりは!
かかってこなければ僕の負けなんです。
それだけのことです。
僕はそういう見積もりにしてます。
あまり根掘り葉掘り粘らないです。

どちらかというと見積もりは1番に行きたい。
みんな最後に行きたがるんです。
僕は最初に行きたがる。最初にもうハードル上げるんです。
自分の言動含めて全部ハードル上げるんです。
まず他社が出来ないような見積もりをして、最後、連絡ください!と。
依頼を取りに行ったらそれでまず僕はほぼ取れます。

それでも忙しいとか、お客さんの日程とこっちが合わないとなったら無理に行けないというところがあって、自分の中でも絶対この日空いてる、この日いるよ、とかそういうのがあればそこに日程調整して行きますし、その辺は臨機応変になってきますね。

【安藤】日程が合わないお客さんの中でもメモリーズさんにやってほしい!横尾社長にやってほしい!とか、横尾社長の方もここのお客さんはやってあげたいな!というのはやっぱり中にはあるんじゃないですか?

【横尾社長】 ありますあります。
良いことなんですけどね、メディアのイメージがあってやっぱりどうしてもうち、っていう方もいらっしゃいます。
それはそれでちょっとこっちは背筋ピンと張るんですけど。
ちょっとプレッシャーが(笑)

【安藤】ありがとうございます。
すごく良いお答えをいただけました。

 

質問④
今まで担当した遺品整理の現場で、あの現場は大変だったなーと思った現場はありますか?
あればどんな現場でしたか?

 

【横尾社長】2つあります。

1つは6DKのほぼ天井ぐらいまであるごみ屋敷

うちのスタッフ総出で2日でやったんですよ。パッカー車が8tが9台。紙の業者が1.5tトラックで4台ぐらい。

【安藤】もう本当早朝からびっちり夜までで2日間という感じですか?

【横尾社長】そうだね。
終わった後、腕上がらなかったです。

あとは現場から遺体が出てきたりとかですね。
行方不明の人がね。
捜索願出して全部いろいろやってどうしても見つからなくて、見積もりから半年後に、どうしても見つからなかったので、もう息子さんが、片付けます!と。
ごみ屋敷だったんですよ。
うちが見積もりに行った時には、気付かなかったみたいで、発作で倒れて上から物が降って埋まってたんですよ。遺体が。
片づけの時にうちのスタッフが発見して。まあいろいろと大変でしたね。

 

横尾社長インタビュー第2部に続く

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