北海道の遺品整理ブログ

【遺品整理】罪悪感をなくすためにできること5選

遺品整理において、故人さまの遺品を片付けたり、あるいは処分することがあるかと思います。

その際、大切な人を亡くされた悲しさや心の負担から『罪悪感』を覚えてしまい、なかなか遺品整理を始められない方もいらっしゃいます。

当記事では、そんな方々へ向けた解決の選択肢をご提案させていただきます。
少しでもお役に立てば幸いです。


皆さんこんにちは。遺品整理 想い手の石墨です。

今回は前回に引き続き、遺品整理における罪悪感の原因と解決策についてお話しいたします。
まだ前回の原因についてをお読みでない方がいらっしゃいましたらぜひ先にお読みください。

前回のブログ『【捨てられない】遺品を捨てることへの罪悪感の原因5選』はこちらから

罪悪感を覚えてしまう場合の解決策

遺品整理 罪悪感

前回の記事では、最後に『そもそもなぜ遺品整理を行うのか』という疑問に対して『遺族にとって必要なことだから』という回答をさせていただきました。

ご遺族にとって必要だからこそ、ご遺族が主体で行う必要がありそこに意味があるのです。

この点を踏まえた上で、捨てる以外の選択肢などの解決策についてお話していきます。

  • 遺品整理を手伝ったもらう
  • 遺品の供養を行う
  • 遺言状などの残されたメッセージを参考にする
  • 活かすことができるものを次の人へと繋ぐ
  • 今一度時間を空けて考える

遺品整理を手伝ってもらう

遺産相続

この方法は、故人様に対して心残りなどの思いがある方にお勧めです。

前回のブログで『罪悪感の原因の1つ』としてあげた『心残りや後悔』が原因の場合です。

お一人では辛いという場合は、ご家族、ご親戚、ご友人、あるいは遺品整理業者に手伝ってもらうことで、遺品の整理と共にご自身の心の整理ができます。

私も何度かこのように悩まれている方のご相談を受けており、実際に片付けをされたお客様からは、

「一緒に進めてくれたから片づけることができました」

と、嬉しいお言葉を頂たこともございます。

遺品の供養を行う

遺品整理

この方法は、故人様が使用されていたお品などに思い入れのある方にお勧めです。

故人様が使用されていたお品に対する思い入れから『処分することに対しての申し訳ない気持ち=罪悪感』となってしまうのではなでしょうか。

この場合は、お焚き上げ供養を神社やお寺、専門の業者に依頼して供養していただくのが解決につながります。

想いてのお焚き上げはこちらから

遺言書などの残されたメッセージを参考にする

遺品整理

この方法は、前の項目と同様の方にお勧めです。

捨ててしまう決断に対する罪悪感とは他に、どうすべきかわからない状況に悩んでしまうことで余計に罪悪感を覚えてしまうことがあります。

ですが、故人様が遺言書やエンディングノートを残してくれていた場合、そこに書かれているご希望を参考に遺品整理を進めることができます。

これにより、故人様のご希望を最大限に尊重した遺族主体による遺品整理を行うことができます。

しかし必ずしも故人のメッセージは残されているわけではありません。

ご自身の希望は、遺言書やエンディングノートに残しておくことで、ご遺族に罪悪感を抱かせない対策もできるのではないでしょうか。

活かすことができるものを次の人へと繋ぐ

遺品整理

こちらは、モノを捨てることに抵抗のある方や故人の大切にしていた物に思い入れがある方にお勧めです。

『モノ自体の価値を感じてはいるが、自分には使い道がないため捨てなければいけない』と考えることが罪悪感に繋がります。

捨ててしまうのはもったいないというお気持ちは、とても良く理解できます。
捨てる以外の選択肢として『譲り渡す』『売却する』『寄付する』も考えてみるのはいかがでしょうか。

譲り渡すことは遺品を大切に使ってくれる方に託すことができ、かつ誰に渡すかを遺族が選ぶことができます。

売却することは少々抵抗を感じる方もいるかと思いますが、そのお品自体の価値をわかる人に譲る手段でもあります。

寄付することは国内、海外においてそれを必要としている人に有効に活用してもらえる手段です。
捨ててしまうことだけに捕らわれず、選択肢を増やすことが解決に繋がるのではないでしょうか。

今一度時間を空けて考える

遺品整理

遺品を誰かに譲ること、現状は持っていたいと思う方におすすめです。

何であれ、どうしても手を出すことができないモノもあるかと思います。
そもそも遺品整理は遺品を捨てるなど手放すことだけが目的ではありません。

どうしても手放せないモノはとっておくことも考える必要がありますし、時間をかけて気持ちを整理したうえで改めて考え直すことも大事です。

一度手放してしまえば二度と同じものは戻りません。
時間を空けて落ち着くことで慎重に進めていくことをお勧めいたします。

些細なことでもご相談ください

以上で解決方法について5つほど挙げさせて頂きました。

前回のブログに引き続き、皆様に合ういい方法はあったでしょうか。

どの解決方法も一人では大変なことばかりです。
一人で抱え込まずぜひ想い手までご相談ください。

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