住む人がいないと家は劣化する?空き家が傷む原因を解説
皆様お久しぶりです。
札幌の遺品整理 想いて スタッフの石墨です。
秋も深まり、着実に冬の足音が聞こえる時期がやってきました。
暗くなるのが早くなり、寒くもなってくるので空き家の片づけを一時的にやめる方も居るかと思います。
今回は、空き家で放置された家の劣化について解説いたします。
【疑問解決】空き家を整理する重要性について
家は住む人がいないと傷みが早まる
「家は住む人がいないと傷みが早まる」と皆様はよく耳にされるかと思います。
私たちも長年空き家になっているお家やお部屋の片づけにお伺いすると、『住んでいないからこそ出てくる家の傷み』に遭遇することがございます。
傷んでしまえば修繕するのにもそれなりの費用が発生しますし、家の中に入った際にケガをする恐れもあります。
さらに怖いのは、傷みがひどくなった結果、家が倒壊してしまうことです。
空き家の放置をして事故があった場合は、相続人に責が及ぶ場合もございますので早い段階での整理が必要となります。
空き家が傷んでしまう原因とは?
では、なぜ空き家は傷んでしまうのでしょうか。
主の原因として、以下のようなことが挙げられます。
- 換気が出来ない
- 害虫・害獣の被害
- 継続的な使用の無い部分の劣化
■換気が出来ないから
家は人が住んでいる以上、扉や窓の開け閉めがあります。
空き家になってしまうと、その開閉すら起きず室内の空気が循環、換気されなくなります。
また、人が住んでいないと家は熱を持ちにくくなる為、必然とひんやりと冷たくなってしまいます。
長く空き家にされた家に入ると、ひんやりとして湿っぽい感じを受けるのはそのためです。
湿気が溜まると、残している家具類や家電、インテリアなどが傷み、カビが発生したり腐ったりしてしまいます。
結果的に床や天井が抜けてしまう、家自体が傾いてしまうなどの、致命的な損傷につながっていきます。
■害虫・害獣による被害
人が住んでいるとその気配に押され、入ってくる虫や獣はそこまで多くないかと思います。
ですが、空き家となるとそんな虫や獣が使われなくなった配管や老朽化によってできた隙間や、人が住んでいれば修繕されたり使用されたりして侵入経路として使えない所から、家の中に侵入し住み着いてしまいます。
その結果、糞尿や死骸などからの悪臭や、家財や家自体の劣化を招くことになります。
■継続的な使用の無い部分の劣化
空き家にしている以上、水道やガスなどのライフラインは止めている方がほとんどかと思います。
ライフラインを止めてしまうと、配管等の使用や点検はされないため、さび付きや劣化を引き起こします。
その結果、使用を再開したときに水漏れや動作不良を起こしやすくなってしまうのです。
これは電気回りに言えることで、害獣により配線を断線されたり、ホコリにより火事になるなどの危険性があります。
家が傷むのを避けるには?
家が傷むことを避けるためには、定期的な保守管理が必要となります。
空き家にしていても換気、清掃を心がけるだけでもかなりの違いがございます。
それが難しい場合は、賃貸として人に貸すなど、不動産として運用するのも1つの手ではないでしょうか。
いずれにしても、そのままにしておくことは、ご自身にとってマイナスとなってしまう恐れがございます。
出来るだけ早い段階で整理を行うのが良いのではないでしょうか。
初めての遺品整理は想いてまで
ここまで簡単にではありますが、空き家が傷み易い原因をお話させていただきました。
もちろん、今回お話させていただいた原因はよくあるきっかけでございます。
立地や間取り、築年数など様々な違いによって、傷む原因は異なってきます。
ですが、どんな環境や状況であっても、人の住まない家は管理されない限り傷んでいくのは間違いありません。
お早い段階での整理の相談はもちろん、手に負えないと感じた時点でのご相談もお受けしております。
また、初めての遺品整理をご検討中の方は、ご不安なことや分からないことがたくさんあるかと思います。
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