遺品整理セミナーに参加して参りました 前編
遺品整理「想いて」の細越です。
「想いて」のスタッフに加わって4ヶ月を迎えた自分ですが、8月の頭に東京で行われた「遺品整理士認定協会様」主催のセミナーに参加させて頂きました。
今回、次回のブログを前編、後編と分けてその時の様子を少しでもお伝えできればと思います。
まずは1日目、現場研修の様子です。
当日は朝8:30に神奈川県山手駅に集合。
僕が到着した時には既に多くの参加者の方々が集まっており、和やかな雰囲気で挨拶や名刺交換が行われておりました。
見た感じの印象では自分のように既に遺品整理の会社に所属している人間は少なく、これからご自身や会社で新たに始めようとしている方が多い様子。
皆さん、この研修で少しでも多くの事を吸収しようという熱意が滲み出ていて、自分も負けてられないぞ!という気分になりました。
まずは協会の方、実際に指導して頂く現地の業者様による見積もり研修。
その際、実際に作業に入るご依頼者様の情報を教えて頂いたのですが、まずはその情報量の多さに驚きました。
聞けば一年もの期間の間、定期的にそこのお家に通っているそうで、既にご依頼者様以外のご家族とも顔見知りな様子です。
そうやって色々とコミュニケーションを取っていく中で、少しずつご依頼者様も心を開いてくれて、片づけをこの人達に任せようという気になったんですね。
「お客様に寄り添う」という基本的ではありますが、本当にお客様の事を考えなければ簡単では無いこの言葉。
こういう方法で実践されている業者様もあるのかと、とても感心しました。
その後、協会様より実際の見積もり書を使用しての見積もりの基本についてを学び、いよいよご依頼者様のお家の中に入り実技研修です。
その際にいくつかのグループに分かれてそれぞれ作業をするのですが、これで今までどこか余所余所しかった他の参加者の方々と一気に距離が縮まった感じがします。
参加者は全国各地より色々な業種の方が集まっているので、当然生活している場所や普段働いている業種もバラバラですが、今回のセミナーに参加した目的は皆同じです。
一度話を始めれば皆が皆に質問攻めです 笑
そうやってチームの雰囲気も良くなったところで、実際のご依頼者様のお家の中で自分達で見積もりを取りながら、さらにどのように作業を進めるかを学びます。
物の仕分け方やご依頼者様への配慮など、改めて気づかせてもらった事が多くあります。
チーム毎に見積もりを取るので、多少の意見の違いは出ますが、皆で良く話し合いチームの意見をまとめます。
現場研修の最後はチーム毎の見積もり結果の発表。
何が正解という事は無いですが、それぞれのチームや協会の方、講師の業者様とで全く同じ結果にはなりません。
皆で同じ物を見てもそれぞれの考え方で値段を出すので、自分に無い考え方も多く聞けてかなり新鮮に感じた部分がありました。
その後、休憩を挟み近くの会議室へ移動して本日のおさらいや質疑応答が行われ、1日目は終了です。
一日を通じて学んだ細かい部分はこのブログに書ききれない程ありますが、色々な方の考え方や参加者の方々の熱意を感じ、とても刺激を受けた一日となりました。
次回は二日目のセミナーの様子をお伝えさせて頂きますので、是非ご覧頂ければと思います。