【保存版】施設入居の持ち物〜特別養護老人ホーム編〜
今回は、施設入居の持ち物〜特別養護老人ホーム編〜です。
- 特別養護老人ホームってどんなところ?
- 他の施設との違いは?
- 何を持っていけばいいの?
など、施設入居を考えたときに浮かぶ疑問を解消いたします。
『施設入居の持ち物〜サービス付き高齢者向け住宅編〜』はこちらから
特別養護老人ホームとは?
地方公共団体や社会福祉法人が運営しており、介護保険適用のサービスを受けられるのが特別養護老人ホームです。
基本的に最期まで過ごすことができますが、長期入院が必要な場合や認知症が悪化した場合は退去が必要になりますのでご注意ください。
入居条件は原則65歳以上で要介護3以上の認定を受けていることです。
ただ、お体の状況によっては特例となる場合もありますので、条件外の方は希望施設へ確認してみましょう。
特別養護老人ホームでは、入浴、排泄、食事を含む日常生活のサポート、リハビリ、健康管理を行うことが法令で定められています。
リハビリのメニューや日常生活のサポート内容は施設によってさまざまですので、ご自身・ご家族にあった施設選びをおすすめいたします。
どれくらいの広さなの?
特別養護老人ホームの居室には大きく分けて、多床室と個室があります。
多床室とは複数人の相部屋のことで、定員は2〜4名です。
プライバシー保護の観点や、入居者に合わせた家庭的な雰囲気のケアが重視されるようになったことで、個室を設ける施設も増えています。
また、ユニット型という居室を採用している施設もあり、そこではダイニングやキッチン、浴室、トイレなどが共用の場合があります。
法律では、一人当たりの居室面積が約6.8畳(10.65平方メートル)以上と定められています。
居室内にどのような設備があるのかは施設ごとに異なりますので、必要な設備が整っているか確認していただければと思います。
※畳サイズは江戸間換算です。
何を持っていけばいいの?
特別養護老人ホームでは、ベッドが設置されていることが多いです。
使い慣れた寝具を使いたい方は持ち込める場合もありますので、施設にお問い合わせください。
生活に必要な衣類や洗面道具、身だしなみ道具など、他の方と共用できないものは必ず持参しましょう。
大きな家具は、入居する居室の大きさによって持ち込みが難しい場合もございます。
必ず施設に確認をとって、入居の準備を進めましょう。
想いてでは、施設入居にともなうご依頼を承っております。
手元に残すもの、想いを繋ぐものに分ける作業のお手伝いは想いてにお任せください。
ご依頼主様に寄り添って、誠心誠意のお手伝いをさせていただきます。